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失業保険中に扶養を外れることなく受給した時のリスクとは

2017.10.1

会社を辞めた時に失業保険を申請しますが、失業保険をもらいながら扶養には入れないことが多いです。

ダブルで恩恵を受けることになるので、扶養を外れることが条件となりますが、人によって条件が違うのでしっかりと確認する必要があります。

そこで失業保険をもらいながら扶養の恩恵を受けてしまった時にリスクについて紹介します。


失業保険中でも扶養を外れることなく受給できる人もいる

基本的には失業保険を受給する時は扶養から外れるのが一般的で、失業保険の手当ては収入となるので扶養には入れないことになっています。

しかし必ずしも全員が失業保険中に扶養に入れない訳ではなく、中には失業保険を受けながら扶養に入ることができる人もいます。

それは失業保険で受け取る基本手当の日額が、3611円以下の場合にはそのまま扶養に入り続けることができます。

この基本手当以下の人は失業保険中も扶養に入り続けることができるので、特に何か手続きをすることもありません。

年収が130万円以下の人は扶養に入ることができるので、失業保険も収入とカウントして、年収が130万円に届かなければ扶養に入り続けられます。

失業手当の他にも年金、傷病手当金、出産手当金も収入としてカウントされるので、すべてを足して130万円以下になるようならば扶養に入ることはできます。

失業保険中に扶養を外れることなく受給するタイミングも大切

失業保険中に扶養を外れるタイミングに関しても、いろいろと制約があるので注意が必要です。

基本的には失業保険をもらうことになれば基本手当によって扶養に入れませんが、給付制限がある人とない人がいるので、扶養に入るタイミングも大切です。

会社都合によって会社を辞めた人は給付制限があるので、失業保険をもらう時にはすぐに扶養から外れ、国民年金と国民健康保険に入らなければなりません。

その後給付がすべて終わってから、扶養に入り直すことが必要になります。

自己都合で会社を辞めた人は給付制限があるので、失業保険をもらうまでの3か月間は扶養に入り続けることができます。

4ヶ月目から給付をもらうことになれば扶養から外れて、再度給付が終わってから扶養に入り直す必要があります。

扶養に入るタイミングをしっかりと把握して、少しでもお得になるように手続きしましょう。

失業保険中に扶養を外れることなく受給すれば必ずバレる

失業保険をもらいながら扶養から外れることなく受給をしていれば、失業保険の給付と扶養の恩恵をダブルで受けることができます。

1月に仕事を辞めてから失業保険の給付をもらうことになって、扶養に入りながら不正受給をすれば、次の確定申告が終わるまではバレずに平穏無事に過ごすことはできるでしょう。

来年の確定申告が終わってた時点で自分が不正受給をしていることがバレるので、そこから不正受給をした分がしっかりと計算されてしまいます。

自分では1年以上も前から不正受給をしていて、ずっとバレないと思って生活していても、忘れた頃に通知がきて不正受給をすべて返還するようにお知らせが来ることになります。

毎月それぞれ少しの金額だけ得をしていると思っていたのに、不正受給がバレた途端に今までの分をすべて一気に返還請求されるので、かなり大きな金額となります。

失業保険の給付を受けながら扶養に入り続けていると確実にバレるので、辞めた方が無難と言えます。

各種手当の不正受給分はすべて支払わなければいけない

不正受給に関しては確実にバレるので、自分にとってはかなりリスクが高いだけでなく、夫にも迷惑を掛けるのでやめましょう。

失業保険の給付をもらいながら扶養を外れることなく不正受給をしていれば、年末調整の時に確実にバレてしまいます。

夫は必ず年末調整しますし、自分が確定申告をして虚偽の申請をしたとしても、夫の会社の申告と見比べれば不正受給をしていることは明らかです。

不正受給がバレた時には、期間中の国民健康保険料、国民年金量、医療負担分などがすべて遡って支払わなければなりません。

失業保険を受給していた期間が6ヶ月間だとすれば、国民健康保険と国民年金だけでも合わせて20万円以上の請求となるでしょう。

本来ならば支払わなければいけない金額ですが、一気に払うとなると厳しいと感じてしまいます。

マイナンバー制度も始まっているので、不正受給に関しては確実にバレると思って間違いありません。

夫に対して多大な迷惑を掛けることになる

失業保険の給付をもらいながら扶養から外れることなく恩恵を受けていれば、自分だけでなく夫にも多大な迷惑を掛けることになります。

自分とすればバレたら金額を返還すればいいと思うかもしれませんが、夫も確実に共犯だと分かっています。

そのため夫は妻が不正受給をしていたことに加担していたとして、会社からかなり厳しく注意されるでしょう。

少なくても不正受給によって20万円以上はお得になる計算なので、夫もバレなければいいと思っていたのかもしれません。

しかも不正受給をしている時からかなりの時間が経っているので、本人たちも忘れてしまっている可能性もあります。

そこへ降ってわいたかのようにいきなり会社から不正受給に対して注意をすければ、夫の立場もかなり悪くなると思って間違いありません。

忘れていましたでは済まない事案なので、自分だけでなく夫にも大きなリスクがあることを理解して、不正受給をしないように気をつけましょう。

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