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ストレス性胃腸炎になった!診断書を出してもらう方法を紹介します

学校や会社に行きたくないと思うほどストレスを溜めてしまった時、胃痛や胃のもたれなどを感じたことはありませんか。

もしかしたら、それはストレス性胃腸炎かもしれません。ストレス性胃腸炎は胃痛や胃のもたれ、吐き気や嘔吐などが伴うことがあります。

ストレス性胃腸炎で会社を休むことはできるのでしょうか。また、会社を休む場合診断書はどのように出してもらうのでしょうか。

ストレス性の胃腸炎だった場合…診断書を出してもらう方法

ストレス性胃腸炎だと医師に診断された場合、どのように診断書を出してもらえば良いのでしょうか。

まず、現代社会の中でストレスを感じていない人はいないに等しいと言えます。ですから、ストレスというだけで診断書を書いてくれる病院はないと考えた方が良いでしょう。

しかし、ストレスによって身体に症状が出た場合は診断書を書いてもらうことができます。

ですから、ストレスが原因で胃腸炎になった場合は、胃腸炎として診断書を書いてもらうことができます。

貰う方法は、診察をしてもらう時に診断書が必要なことを医師に伝えましょう。

一度診察などが終わり、次に行った時に診断書…となると、会計などを通したりと手間がかかります。始めの診察の時に医師に直接頼むのが1番スムーズに進むでしょう。

診断書を貰うのにはお金がかかります。自費で払わなければいけない場合と、会社から出してもらえる場合があるので、会社に確認しておきましょう。

診断書を提出しないとストレス性胃腸炎で会社は休めない?!

ストレス性胃腸炎が理由で、診断書を出さずに会社を休めるかどうかは、会社によって異なります。

近年だと、柔軟な会社であれば、診断書を提出しなくてもストレス性胃腸炎を理由に休むことは可能かもしれません。しかし、ストレス性ということは心の病気ということになりますので、周りから見るだけでは判断しにくいものです。

また、ストレス性の疾患やうつ病などを病気だと認めないような方も中にはいるかもしれません。

診断書を出さずに「ストレス性胃腸炎で…」と言って休むと、仮病扱いをして解雇処分などにされてしまう会社ももしかしたらあるかもしれません。

仮病扱いされ解雇処分などにならないように、医師からの診断書を出すことは必要です。

ウイルス性の胃腸炎だと三日ほどで下痢や嘔吐などのひどい症状は治まることが多いと言えます。しかし、ストレス性胃腸炎だと、ストレスが改善しない限り、繰り返し起きてしまうかもしれません。

休むことが可能なのであれば、診断書を提出し、ゆっくり休むのが良いでしょう。

診断書が必要な胃腸炎はストレス性以外にも!

胃腸炎の種類は大きくわけて3種類に分けることができます。

急性胃腸炎

急に発症してしまう胃腸炎のことです。急性胃腸炎には感染性胃腸炎と非感染性胃腸炎があります。つまり、うつるものとそうでないものがあるということになります。

感染性胃腸炎には、細菌性とウイルス性のものがあります。非感染性胃腸炎は食物アレルギーや、薬剤によって発症してしまうものです。

慢性胃腸炎

慢性胃腸炎とは、長期的に症状があらわれたり、炎症を何度も起こしてしまうことにより、胃や腸の粘膜などが変化してしまうことによる胃腸炎を指します。

神経性胃腸炎

神経性胃腸炎はストレス性胃腸炎とも呼ばれるものです。

ストレスが溜まってしまうことにより、自律神経に乱れを生じさせます。自律神経が乱れることで胃腸の働きをコントロールできなくなり、胃酸が多く出てしまったりすることによる胃腸炎です。

ストレス性胃腸炎の治療法には何があるのか?

ウイルス性の胃腸炎や細菌性の胃腸炎の場合は、薬で治療をすることになりますが、ストレス性よ胃腸炎の場合は、どのような治療法があるのでしょうか。

もちろん、ストレス性胃腸炎の場合でも、薬は出され、胃酸を中和したり、胃の粘膜の保護をしていきます。

しかし、1番の治療法は『ストレスのケア』『ストレスを根本から解消すること』である、と言えるでしょう。

きちんと睡眠をとることや、1日3食バランスの良い食事をとること、適度な運動をすること、また、ストレスの原因が会社の場合、会社を休むことなどが挙げられます。

薬である程度は治まるかもしれませんが、根本的な原因であるストレスを取り除くまで、改善したとは言えないでしょう。

他にも、胃腸を休めるために食事を控えることや、下痢や嘔吐などで身体から出ていってしまった水分を多くとることなども必要になるかもしれません。

ストレス性胃腸炎を放っておくと危険!

ストレス性胃腸炎でさえ下痢や嘔吐など、とても辛いですが、これを放っておくともっと酷くなることが考えられます。

ストレスを溜めると自律神経が乱れてしまうので、身体の不調がさらに増え、慢性的に体の調子が悪くなるかもしれません。

また胃腸炎により、胃酸が増えてしまい胃に穴が空き、胃潰瘍になってしまうこともあります。胃潰瘍になると、胃痛に加え、吐血や下血などが起こることもります。

ストレス性胃腸炎を放っておくと慢性化し重症化してしまうこともあります。胃がんになってしまうことも考えられます。

自分でストレスが原因かな?と思った場合でも、病院へ行き診断をしてもらい、適切な薬を貰うのが良いでしょう。

そして、診断書をもらい会社を思い切って休むのも必要かもしれません。一度、ストレスを減らしこれからどうやって付き合っていくか考えていきましょう。

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