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退職届の書き方は?退職する時の理由欄についてのポイント

会社を退職すると決意した時には退職届を書いて提出しますが、退職理由の書き方についてはどのようにすればいいか悩んでしまいます。

会社に対して辞めるから最後は言いたいことを言って辞めたい気持ちはある反面、面倒なのでスムーズに辞めたいと思う気持ちもあります。

そこで退職届の理由欄について書く時のポイントを紹介します。


退職届の理由欄の書き方は無難な理由がおすすめ

退職届の理由欄についての書き方としては、スムーズに辞めるのであれば無難な内容がおすすめです。

はっきりいえば辞める人間が最後に何を言っても、無視をすればいいと思っているので、思っているよりも効果がない時もあります。

また退職届を出したとしても実際に退職するまでには日数があるので、その間に嫌がらせを受けることもあるかもしれません。

周りの人はやめる人間には誰も手を貸してはくれないので、自分の保身のために無視をするでしょう。

結局は会社に残っている人は不満があっても、これからも会社に残らなければいけないので、ストレスを抱えながら仕事をすることになります。

自分はそれが嫌で退職を決意したとしても、周りの人からすれば逃げ出したと思われるか、裏切ったと思われているかもしれません。

辞める時には自分には味方はいないと思って、無難な理由で辞めた方がいいでしょう。

退職届の理由欄で書き方を間違えるとトラブルになるケースもある

退職届に関しては理由欄で書き方を間違えてしまうと、後でトラブルに発展する可能性もあります。

理由としては2つあり、1つ目は不満なことを書けば会社としてのプライドもあるので、退職届を受理しないで書き直せと強要してくることもあります。

退職届は今後も会社が保管をしておかなければならないので、不満ばかりを書いた退職届であれば受け取りたくないと思うのは当然です。

2つ目の理由としては不満があることによって、労働基準監督署に行かれるのを恐れています。

辞める時にまでトラブルになってしまえば、辞めた後でも労働基準監督署に行って残業代や働き方について、何か言われる可能性もあると考えます。

無難な退職届であればスムーズに辞められるのに、わざわざトラブルを起こすような書き方をすれば、会社に喧嘩を売っていると思えるので、会社としても納得できないと思ってトラブルになりやすいです。

会社に不満がある時の退職届の書き方は理由欄に書くのもあり

実際に会社に不満がある時には退職届の理由欄に、不満に思うことを書くのもいいでしょう。

しかしほぼ確実に会社とトラブルになりますし、辞めるまでに面倒なことが多くなってしまいます。

会社を辞めるからといってトラブルになると、退職日まで嫌な思いをしながら働くことになるので、あまりおすすめすることはできません。

退職する時には約1ヶ月前には退職願を出し、受理されてから退職届を出しますが、それでも数週間は働き続けることになります。

退職理由に悪意ある書き方をすることで、辞める時まで嫌な思いをするのであれば、無難な理由を書いた方がいいといえます。

しかし不満があるからこそ退職するので怖くないと思えば、言いたいことを書くのもありですし、誰かが言わなければ会社も変わることはできません。

最後にストレス発散をしたい人にとっては、退職理由に不満を書くのもひとつの方法です。

トラブルなく退社したい時は本当の理由は避ける

会社を退職する時には不満があるから辞めるのであって、誰もが好きな会社を辞めたいとは思いません。

そのため退職する時には不満も溜まった状態ですし、最期に言いたいこともたくさんあるでしょう。

退職届の理由欄の書き方として不満をいくら書いたとしても、場合によっては無視されてしまうこともあります。

逆に不満な理由を書いたことによって、さらに辞めるまでの間に嫌がらせを受ける可能性もあります。

退職する時にはこの会社と関わりたくないと思っているので、できるだけトラブルを避けようとするものです。

どんなに不満があっても、辞めてしまえば自分には関係なくなるので、早く辞めてスッキリしたいと思うでしょう。

そのためトラブルを避けて退職したいのであれば、退職理由については本当のことを書かないようにしましょう。

無難な理由を書いても詮索されませんし、むしろ無難な理由の方がお互いにとってスムーズに退職できます。

会社と争う気持ちがあれば本当の理由を退職届に書く

会社に対して不満があれば、退職する時には言いたいことを言ってから辞めたいと思う人もいるでしょう。

実際に退職届の理由欄に関して、会社に対する不満を書いて提出する人もいるようです。

しかし退職届の書き方を調べるために本やネットで調べても、無難な理由を書いて退職することを強く勧めています。

無難な理由を書くことでスムーズに退職できますし、これが一般常識だというニュアンスで書かれています。

そのため会社に対して不満を書きたくても、どうやって書けばいいか分かりません。

本当に会社と争う気持ちがあれば、素直な気持ちを書くのもいいですし、書き方に関してはマニュアルがあるだけで伝わればいいはずです。

どのマニュアルも無難な言葉遣いや言い回ししか書いていないので、立つ鳥跡を濁さずという気持ちが強いため、無難な理由を書くことしか教えていません。

不満を書けばトラブルになる可能性も高いですが、自分の素直な気持ちを書いてもいいですし、スムーズに退職する道を選んでもいいはずです。

とは言えできればスムーズに退職した方がいいので、トラブルを避けることをおすすめします。

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