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ノイローゼで仕事も休みに……そうならないためのできること!

ノイローゼは結構キツいものです。そのため仕事を休みにしなければならないこともあるくらいです。また甘く見ていると長引くことがあります。

そのようなノイローゼなのですが詳しく知っている人はどのくらいいるでしょうか。漠然と病気のようなものだろうという印象はあるかもしれませんが、詳しい人はいないのではないでしょうか。

そこでノイローゼを少し勉強して対策としてできることをチェックしていきましょう。

仕事の休みにも直結してしまうノイローゼとは

ノイローゼとは神経障害です。

症状は精神面だけでなく身体にも現れるもので、簡単に言えば恐怖症です。広場恐怖症なら広場に出ると身体がすくんでしまい、対人恐怖症では人に合うだけで緊張してしまい、高所恐怖症だと高いところで足を動かせなくなるという具合です。

また不安感が長く続くと神経衰弱を起こして、頭が重くなったり目が疲れたり肩がこったり身体に異常をきたしますし、イライラしたり気持ちが高ぶって眠れないということもあります。

原因は精神面です。特に不安感からノイローゼが起こります。また不安だと言っても人によって不安を感じる場面は異なるので状況は多岐に渡ります。

それでも症状は統合失調症やうつ病よりも軽度であることが多いです。しかし軽度のパニック障害や強迫性障害と同程度なので我慢できないくらいの症状になることもあり、決して楽ではありません。

仕事の休みがノイローゼでは他人には分からないことがある

この前まで普通だった人が急に会社に来なくなった。話を聞いてみればノイローゼで休んでいるそうだ。そんな場合に疑問に思うのはノイローゼの進行がそんなに早いのかということです。数日で身体をダメにしてしまうくらいの風邪のようなものなのかと思いますし、ノイローゼの原因は精神的なことなのでどうして休んでいるのか他人には分からないことがあります。

またストレスが顔にでないタイプの人がノイローゼになってしまうと、周りにノイローゼだということを理解してもらうのが大変かもしれません。ストレスを隠してしまう性格だと見てもらっても気づいてもらえず、結局は診断書を提出しなければならなかったということもあるでしょう。

ノイローゼは精神から来るので、なかなか他人に分かってもらえないのです。

そのため今日も元気だったという人でも翌日にはノイローゼになったということもあります。

仕事を休みがちになってしまうノイローゼになりやすい人

ノイローゼになりやすい人は性格に特徴があります。よく反省をしている人、執着心が強い人や欲望が強い人、感受性が強い人はストレスを抱えやすいです。

反省をするということは、一つのことをよく考える性格だと言えます。それで上手くいくようになるなら良いのですが、上手くいかないことが続くとストレスを強めてしまうことがあります。

執着心が強い人や欲望が強い人も同様で、欲しいものがなかなか手に入らないという状況にはまることでストレスを溜めてしまうことがあります。またこのタイプは完璧主義者や自分に厳しい人も含みます。何でもきっちりしていないと気がすまないという人も要注意です。

そして感受性が強い人は、周りの評価をとても気にする人だと言えます。そうなると周りが悪い顔をすることで心を強く傷つけてしまってクヨクヨするだけでなくノイローゼになってしてしまうこともあります。

ノイローゼかもしれないと思ったときにできること

自分がノイローゼかと思ったときにできることは心療内科や精神科を受診することが大切です。病院に行くなんて面倒だなあと思っているなら考えを改めたほうが良いです。自分で上手くいかないのですから他人に頼るしかありません。そして精神に関しては素人では難しいですし、せっかく専門家がいるのですから診察を受けたほうが良いです。

心療内科や精神科を受診するのに何も難しいことはありませんしハードルなんてものはありません。お医者さんの前で精神面や身体面などの状況を言って、つまり風邪を引いて病院に行ったときと同じことをするだけです。あとはお医者さんが対応してくれます。

会社側にしてもノイローゼが原因だと分かれば休職を拒む理由がなくなるので安心して休職させられるというものです。それにすぐに病院に行きたいのなら有休を消化してしまえば良いでしょう。そして診断書が出たら休職扱いしてもらいましょう。

また常識非常識を考える必要もありません。会社には他の人がいるのですから業務は大丈夫ですし、ノイローゼは健康上のことです。そのためいち早くお医者さんに見てもらってください。

ノイローゼを煩った人に周りができること

ノイローゼでダウンするくらいですから相当参っているはずです。そのようなときは頑張ろうにも頑張れませんから休養することが大切です。そこで無理をしてしまうと休養では済まず、退職してしまうこともあるくらいなので休養することが何よりも大切になります。

ノイローゼだった人が復帰できたのなら気をつけるのではなくて、なるべく自然に接したほうが良いことが多いです。ノイローゼの原因は様々なのでサポートすることは難しいのですが、それでも不安からノイローゼを起こしているというのは理解しておきましょう。

しかし不安やストレスのない職場というのはないでしょう。そこで不安があっても結果を残せるというような意識を作っていくことが重要です。

不安で行動を抑制するのではなく、反対に行動をしてみましょう。不安でもできるという体験をしていったほうがずっと良い結果になるきで、何もしないよりは焦らず仕事に剥げましょう。

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