仕事のお悩み解決所

職場の休憩時間を憂鬱に過ごすのは危険なサイン

2017.5.22

職場の同僚はみな頭がくてユーモアに富み、思いやりのある人ばかりで、どこかに不愉快な人間も何人かいるのは間違いないとしても、そういう人達は周りにはいません。仕事は学生時代からやりたかったことで、仕事自体には満足しています。

しかし何の問題もないはずの職場なのに、なぜか休憩時間が憂鬱でしょうがなく、孤独感にさいなまれるという人がいるはずです。周りの人と世代が違っていたり、同じ興味を持っていなかったり、ちゃんと人間関係を築けないのです。

職場の休憩時間が憂鬱な人は、孤立しているのです

1人同僚の会話の輪に入ることも出来ず休憩時間が憂鬱だという人は、職場における孤立という重大な問題に直面している可能性があります。それは起きているほとんどの時間を過ごす場所に、恐怖を打ち明け、会社の愚痴を言い、私生活の悩み事を聞いて心配を晴らしてくれる人が誰もいないことを意味します。

余裕のある生活を送るだけの給料をもらっているなら、それで何の問題もないという考えもあるでしょう。

しかしそんな単純な話ではなく、職場の孤独は本当の問題であり、それはますます認識されるようになっていますが、同時に口にするのがはばかられることでもあります。職場で同僚から孤独しているとおおっぴらに認めて、物笑いの種になりたい人が誰かいるでしょうか?それを認めることにより、周りの態度はさらに冷たくなり、状況を悪化させ、さらに孤立が深まるだけです。

職場の休憩時間の憂鬱がいつまでも消えないのは問題です

孤独は些細なこと、または個人的なことのように聞こえるかもしれませんが、きちんと対処しないと職場の生産性を阻害し、最終的には人の健康にも悪影響を及ぼしかねない危険性をはらんでいます。

まず覚えておくべきことは、そうした感情は正常だということです。あなたも、あなたの同僚も、誰かあなたが知っている人も、誰もがいずれかの時点でそれを経験します。問題はこうしたの感情が抑制され、解決策が提示されないときに始まります。ですからなぜオフィスの士気が低くなっているのか、チームが大事なノルマを果たせないのか不思議に思ったら、それはおそらくチームのメンバーが密かに抱えている孤立感や孤独感のせいです。

すべての人は通常、職業生活のどこかで孤独や不安を感じるものですし、特に新入社員のうちは当たり前と言っていいかもしれません。しかし、そうした感情が数週間または数ヶ月後たっても消えないようなら、それはより深刻な問題になる可能性があります。

人間は生まれつき社会的な生き物ですが、悲しいことに2014年の調査によると、働く人の約42%が同僚を親しい友人として数えていないことが分かりました。仕事と生活の両立を目指すためには、職場での良好で健全な関係が不可欠であることから、これは当惑させられることです。

こうした問題を個人の問題として考えるのをやめるべき時です。

休憩時間を憂鬱に感じる人は、職場への貢献度も低くなっています

従業員がどれだけ会社との一体感を持っているかを調べる質問に、「職場に親友はいますか?」というものがあります。それが会社の総合的な業績にとって大切なのは、職場に友人がおらず、社会的なつながりを感じられないと、人は「自由裁量的な努力」をしなくなるからです。それは言われたことだけをするのではなく、自ら考えて行動する従業員にとって不可欠な資質です。

毎朝オフィスに入っていくとき、「今日も頑張って仕事をするぞ」と思うか、それとも「早く5時にならないかな」と思うかの違いです。職場で孤立し、周りとつながりのない人は、支援システムを持っている人や、頼りにできる人がいる人よりも、はるかに自由裁量的な努力をしないことは間違いありません。

職場の孤立はどのくらい広がっていると思いますか? 2014年の研究では、42%の人々が職場に親しい友人を持っていないという結果が出ています。もちろん、そのすべてが孤立しているわけではありませんが、かなりの人が職場で孤独を感じているはずです。

同じ調査で、労働者は自分の子供とのふれあいと同じくらい職場の同僚とのふれあいの機会があると明らかになっており、職場での経験は家族との関係と同じくらい人生に大きな影響を与えるのは明らかです。

何が職場で友達を作ることを妨げているのかを探りましょう

内向的な性格の人が集まると、オフィスには非常に静かな環境が生み出され、そのような環境は外向的な人にとっては孤独を感じさせられるものです。

オフィスでは社員の間で誤解が生じることは常にあることですが、きちんと解決しないとわだかまりが深くなり、いずれ誰かが孤立感を募らせる結果になります。

こうした問題に苦しんでいながら、それに自分で気がつかないということがよくあります。自分が無気力で、やる気が出ず、仲間を求めていることに気がついて初めて、オフィスは寒々とした場所に見えるでしょう。

静かな環境で働ける方がいいと言う人も中にはいますが、それでもちょっとした会話や、ハッピーアワー、また時には友人と一緒にお昼を食べるなど、人との交わりは必要です。

自分や同僚が孤立していると感じたら、上司にきちんとそれを報告する必要があります。こうした問題から、生産性の低下、突然の退職、チームパフォーマンスの低下、身体的および感情的ストレスなどが起きてきます。

職場の誰とも、特に上司とつながりを持てない従業員が突然船を捨てても驚かないでください。こうしたことが重なると、会社とその文化全体が蝕まれていきますから、特に管理職にある人は、この現象が職場全体に広がっていくのを防ぐためにすぐに行動を起こさなければなりません。

職場の和が人も会社も助けるのです

職場で誰かが孤独を感じていることが分かったら、積極的に問題に対処していきましょう。まずは簡単な挨拶から始め、朝、オフィスに出勤したら、職場のみんなに「おはよう」と声をかけ、お昼には同僚と一緒に昼食を取るようにしましょう。自分が内気ではなく、人との付き合いに物怖じしないという人は、自分から変化を起こして下さい。内気で自分から行動を起こせない人達からきっと感謝されるはずです。

あなたが管理職の立場にあるなら、一般的な成績評価やフィードバックのために毎週チームミーティングを開くのもいい考えです。従業員は喜んであなたの考えを聞くはずですし、同時にこれは新しいアイデアを出してもらう手段としても役立ちます。

次に、従業員のためにさまざまな活動やイベントを催して、チームスピリットとよい職場文化を醸成する必要があります。

年末の忘年会以外、1年間何も計画していないとしたら、週末のアマチュアマラソンやハッピー・アワー・フライデーについて、従業員と話をしてみるのもいいでしょう。ほとんどの人は、実際に職場の同僚と一緒にそうした楽しい時間を過ごして、リラックスするのを楽しみにしているものです。健康的なワーク・ライフ・バランスを促進するイベントを職場で計画して、職場に和をもたらすのがよい職場環境を作り出すことに役立つはずです。

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