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気詰まりな出張 しかも上司と2人きり!そんな時の振る舞い方

2017.5.25

出張業務は珍しいことではないとは言え、それが上司と2人きりだった時には、中々緊張する場面でもあります。

勤務時間外、どう過ごせばいいのか、何処まで上司と一緒に行動すべきなのか・すべきではないのか、加えて異性の上司との出張中だった場合には、どう接すればいいのか、疑問が沢山あることでしょう。

そんなシチュエーション毎、上司と2人きりの出張の振る舞い方について見ていきましょう。

気心の知れた上司と2人きりの出張 馴れ馴れしくしすぎない!

日帰りでない、複数日に跨った出張の場合、朝食は、昼食は、夕食、そしてその後は…と、様々な場面で同行者――つまり、ここでは上司と一緒の時間を過ごすことになります。

それが、例えば、上司との仲がもともと良く、かつ気心が知れた人だったとしても、四六時中顔を合わせていると、気詰まりに感じてしまうものです。

その気詰まりは、決して自分だけが感じているものではありません。

上司からしても、信頼して可愛がっている部下であっても、ずっと一緒にいてもストレスを感じない相手というものは、そうそう存在しません。

ですが、やはり年長・立場が上であることから、気を使って声をかけてくれる、更に食事代も持ってくれる――そうした場面が多々あります。

もし、1〜2日ほどの短い期間の出張ならば、そのお誘いに乗ってもいいでしょう。

しかし、それよりも長い期間になるとしたら、時々は自分一人の時間をあえて持つようにする気遣いが必要になってきます。

言い訳も、そう色々考える必要はありません。

「今日は少し疲れたようなので、自室でゆっくりします」など、普通の理由を出せばいいでしょう。

相性のよくない上司との2人きりの出張 歩み寄りは必要?

問題は、それ以外の上司との2人きりの出張中です。

人には相性があるように、どうしても好きになれない・仕事場以外で交流を持ちたくない、そうした上司との2人きりの出張は、気詰まり以外の何物でもありません。

そんな時、何とか和やかに時間を過ごそうと、何とか頑張ってみよう、そう思うかもしれませんが、それが出来るのは、お互いが意思の疎通を図ろうとしている時だけだ、と割り切るのも一つの手です。

しかも、上司の方が歩み寄ろうとしてくれない限り、そうした働きかけも徒労に終わる可能性の方が高くなります。

一度、自分の方から軽く夕食などに誘ってみて、上司がそれを断るようであれば、あえてそれ以上踏み込まず、勤務時間外は自由時間と考えましょう。

むしろ、これは「自分は上司と仲良くなるつもりがある」という意思表示――言ってしまえばフリで構わないのです。

勿論、そうした歩み寄りすらしたくない!という上司が相手の場合には、勤務時間を離れたら、お互い干渉しないよう、さっさと離れてしまっても構いません。

2人きりの出張中、上司とはどの程度一緒に過ごすべきか

逆に自分が誘われたり、フリのつもりの誘いを受けて貰った時には、お酒の絡まないような場所に誘導し、夕食”だけ”を一緒に取る程度に留めましょう。

ファミレスや定食屋などであれば、深酒になることもありませんから、気詰まりな上司との食事の場としてはうってつけです。

出張前に、付近にそうした場所がないか、先にリサーチしておくといいでしょう。

食事中の会話は、無理に弾ませる必要もありませんが、つまらなそうな態度を出すことだけは厳禁です。

例えお説教に移行しても、出張中は逃げ場はないのですから、わざわざ自分から過ごしづらくする必要はありません。

そして、自分の分の食事代は自分で出し、上司のお財布を目当てにしているように映らないようにしましょう。

もしさっと払われてしまったら、その時はしっかり、ご馳走様でしたとお礼を言いましょう。

そうした態度の積み重ねで、上司の自分に対する態度も、和らいでいくことが期待できます。

異性の上司と2人きりの場合は、必要以上に行動に注意して

更に問題は、異性の上司と2人きりの出張である時でしょう。

中でも男性上司と女性の部下の出張は、誇張ではなく、間違いが起こりやすい場だと言えます。

勿論、お互いにパートナーがおらず、好意を持ち合っていて、かつ合意であれば、不適切な関係とは言い切れないかもしれませんが、出張中にそうした関係になる必要はありません。

実際、そうしたことが全くなかったとしても、世間にはそうしたゴシップを好む人もおり、そうした人に背びれ尾びれを付けた話を吹聴されるリスクを考えれば、必要以上に気をつけたほうがいいでしょう。

万が一、そうした不適切な関係になってしまうと、ズルズルと引きずることになったり、それが会社の周囲にバレてしまうと自分自身にとって多大な不利益を被ることになります。

ですから、お酒が絡むような場所には決して一緒に行かない、同じホテル内に部屋を取っていても、プライベートの時間にお互いの部屋を行き来しないなど、行動には十分注意しましょう。

上司と2人きりで気苦労はあっても、乗り切ってこそ社会人!

出張の本来の目的は、勿論、仕事です。

そして、その仕事が終わった勤務時間外は、(職種や業務内容によってはある程度の制約はあるでしょうが)無理をして同行者とともに過ごす必要はありません。

せっかくの空いた時間を、無理に上司に付き合って潰す必要もありません。

それならば、例えば自社に戻った時にスムーズに作業に移行できるように、資料を纏めておいたり、自分のスキルアップの時間に使う、完全なリラックスタイムとして、個人の娯楽に使ったほうがずっと有益だ、という場合には、そちらを取ることをお勧めします。

ただ、上司や取引先から誘われた時は、相手の顔を立てて参加するのも処世術の一つです。

そんな時は、飲み過ぎに十分注意しつつ、一次会だけ参加するなど、空気を読んで行動しましょう。

特に、相手先を交えた飲み会では、上司の顔を立てることを忘れてはいけません。

自分にとっては苦手な人間でも、取引先にそれを見せて、なんの得があるでしょうか?

むしろ「部下に信頼されないような人間を取引相手として寄越した」と、今度は会社に対しての不利益に繋がる可能性が否めないからです。

上司と2人きりの出張は、何かと気苦労もあるでしょうが、それを乗り切ってこそ、一人前の社会人であることを忘れずに行動しましょう!

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