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職場でのモラハラ行為は上司へ訴える事で改善するのか

2017.6.2

自身が聞いた事のあるモラハラについて上司に訴える場合、その上司はその訴えを受けた際にどの様な対応をするのかをお伝えしたいと思います。

本当はそういった事は起きない事が望ましいと思いますが、なかなか難しい状況もあります。

こちらの思った通りには他人は動いてはくれませんから、何とかなる様に知恵を絞らないと事態は改善しないので、実際に聞いた現場の話を参考にどういった打開策があるかを考えてみました。

モラハラだと訴えるとしても上司は経緯が分からない

とある某IT企業で中堅のシステム運用として仕事に就いているA氏ですが、相手に良く気が回る反面 周りと事前に根回しや相談をしないで依頼元の希望の通りに仕事を請け負ってしまうところがあります。

これは依頼元からすれぼ非常に有難い存在であるのですが、システム運用という観点からすれば全体での管理項目項目が運用担当者の自己判断にて然るべき権限者から承認を得ずに変えられていたりする事が発生する事となります。

これは上司や直属の管理者から考えると運用管理上の大きな問題行為で本来管理出来ている筈の設定情報が管理されていないという事に繋がり、万が一のトラブル発生原因にもなりかねません。

上司や管理者から再三注意しても未承認で先行作業を行って事後報告となったり作業ミスで問題が起きたりしたので、これ以上何か問題が有ると全体の運用管理に関わるコントロールが効かなくなる可能性があるとの判断が行われ、A氏は運用担当の仕事から一時的に外される事となりました。

当然、管理資料の更新や今まで担当していた定型作業も全ての仕事を取り上げられました。
まあ、社員でもあり所属組織の指示命令系統は遵守すべきなのに自分勝手に作業をしていた様ですし、直属の管理者は統括している作業についてのアンコントロールを嫌いますのでこの様な処置は当然かなとも話を聞いていて感じました。

上司はモラハラを訴える前に原因究明すべきではと

前述の仕事を取り上げられたのは、もう1年ほど前なるらしいのですが、それまでに累積した作業ミスについての原因分析を行ってその行為を未然に防ぐ為の再発防止策を考えるように指示を受けていた様です。

A氏としては過去の問題行為はあるけど、それ以外にもかなりの業務貢献はしている筈だとの思いから、仕事に対しての意欲を失ってしまい暫くはその過去の作業ミスに関わる原因分析と再発防止策の立案は放置していたそうです。

半年くらいは過去の作業関係で少しは業務に参画出来ていたそうですが、ほどなくそういった作業も無くなり本当に会社に出社しても仕事が無い状況になってしまったらしいのです。
この状況はかなり厳しいキツイなと考えますが実際にもかなり本人的には心理的な負荷になっている筈です。

さすがに改善するには今までの状況を鑑みないとダメではないかと本人も気が付いて放置していた過去の問題についてキチンと対応する様に態度を変えたそうです。

それにもっと周囲の力を信じて協力を仰げば何か違った展開とあるかと思いますが、やはりモラハラと思われる状況を作り出す人間はあまり周囲との情報共有は出来ていない方が多いように感じます。

モラハラの原因から改善策を見つけ上司に復帰を訴える

それからA氏は過去の問題行為についての原因分析と再発防止策を資料として再整理して上司と管理者へ説明を行ったと聞きました。
一回では納得しては貰えずに何度か説明をしたそうです。
これで業務の復帰出来そうだと感じでいたのですが世の中はそう上手くはいかないものですね。

再発防止策については指摘事項を修正してほぼ大丈夫だと回答を得たのですが、ここまで再発防止策の立案と説明を放置していた為、協力会社のエンジニアが補充要員として新規参画・実務での育成が出来てしまっていたのです。

従って、A氏が業務復帰しても作業依頼のサイクルに入れない様な環境が出来上がっていた訳です。
確かに業務をきちんと回す為には正しい対応だと思います。

まあ、それならそれで作業サイクルを構成しているメンバーに補助できるよと声掛けすれば状況も上手く回って改善に向かうのかなとも思いますが。

モラハラの訴えなのか業務上適切な処置なのか上司は悩む

とりあえず業務に復帰できる状況でも仕事はなく、再度管理者へ他メンバーの補助でも良いから何かさせてくれないかと打診しても他メンバーからの支援依頼と無いのでとの回答だったそうです。
会議では他メンバーから忙しいから内部の確認納期を延長して下さいとの話を聞いているにも関わらずにです。

ただ、友人には作業は月次定型作業が一つだけはアサインされてらしいので、厳密には仕事が出来る状態にも関わらず完全に干されているとは違うのです。

まあ、実際には仕事からは干されているのでモラハラになるのかなと感じていますが、経緯から考えると業務上の安全策を取るのであればこの判断は正しいという見方もできますので、この判断は難しいと思います。

他メンバーも参加する週次定例会議には出席するらしいのですが、開始から終了まで声が掛かる事は無くて1年近く発言も無いのでほとんど空気ですね。

もし、自分だったらこれが一番辛いと感じます、他メンバーは忙しくてなかなか担当業務が終われない事を知らされながら、自分には全く仕事が振られないというのはかなりキツイと思います。

自分から他メンバーにコミュニケーションは取って仕事を貰える様にすれば上司や管理者への対抗手段の一つにもなりますが、勝手にそんな事はしてはいけないと思い込んでいるみたいです。
もう一度業務復帰を訴えてみてはどうかと感じますが、実際には言い出しにくいのかもしれません。

モラハラを上司に訴える前にコミュニケーションを

それでも家族を持っているのであれば、毎日会社には出社しなければなりません。
でも、このままの状況だ続くのであればいつかは精神的な病にかかってしまう可能性もあります。
やはり社会人ですし一度信頼関係が崩れてしまうともう二度と信頼されないのは仕方ないのかも知れません。

とはいえモラハラの状況のまま仕事も無く会社に居続けるのも難しいと思います。

おそらくモラハラの対象となりやすいのは、あまり周囲との情報連携が取れていない人間が陥りやすいのかなと感じています。

周囲と良くコミュニケーションが取れている人はハラスメントとは縁が無いと思います。
なので、作業精度の向上とか手順通りに作業を行って第三者から確認を受けるとかの手段を考えて上司や管理者の承認を貰うより、今の他メンバーとのコミュニケーションをしていった方がより良い結果が得られるのかなと感じます。

最終的には上司が判断するのかもしれませんが、自分の事をもっと周囲に分かってもらう事でハラスメントと言われるような状況は自然と無くなっていくのかなと感じます。

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