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うつ病で休職。そのまま退職を決意した際の挨拶の仕方

病気などが原因で休職中しているが、もう会社への復帰は考えることが出来ず、退職を決意した。

しかしどのようにみんなに挨拶をしたら良いのか?挨拶のタイミングはいつなのか?

会社にはもう行きたくない、連絡もしたくないと困っている人もいますよね。

そんな時にどうしたら円満な退職ができるのかを考えてまとめてみました。

休職したのちに退職を決意!非常識に思われない挨拶の仕方

休職をすることですでに他の社員に迷惑をかけてしまっているにも関わらず、復帰をすることなく退職をするのは非常識だろうかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

しかしあまり深く考えすぎることはありません。

非常識だと言いそうな人はいったい誰ですか?
その人は退職後も友好的な関係を続けていきたいと思っている人ですか?

この記事に目を向けているということは、そのままフェードアウトするわけでなく、しっかり挨拶をしようと考えているわけなので、それだけで素晴らしいと思います。

お世話になったなと思う方がいれば、お菓子と一緒にありがとうの気持ちが伝わる一言のお手紙を添えて、頭を下げるだけで十分です。

最近はなんの音沙汰もなしに会社に来なくなるような若者も増えています。

誠意を見せるといった意味で、きちんと挨拶をしに会社に顔を出すことはとても素晴らしいことだと私は思います。

休職中に退職したまま、挨拶が出来なかった人に謝りたい時

休職中は体が思うように動かず、退職の挨拶をしに会社に行くことすら出来なかった。
そんな方も中にはいますよね。

それもそのはずです。会社に行くことが出来ないから休職をしているんですから。

しかし年月が経ち、体の調子も良くなってきて挨拶をしたかったと思う方がいるのであれば、ぜひ今からでも遅くありません。お礼を言いに行きましょう。
遠方であれば、電話でもいいかもしれません。

その方ももしかしたら、退職をしてしまったあなたに挨拶の機会がなかったことを悔やんでいるかもすれません。

病気が治ったのであれば、治りましたと報告して安心させてあげるのも良いですよね。

そもそも休職をした理由にもよりますが、一般的には挨拶をしないで退職していってしまう人がほとんどではないでしょうか。

私の経験にもあまり挨拶をされた覚えがないほど、退職してしまう人に関してはあまりみんな関心がないように感じます。

全体にではなく、お世話になった人にだけ個人的に挨拶をするというのが正解なのかもしれませんね。

挨拶をせずに退職をする!休職中に辞める時のポイント

体調や具合を心配してくれるメールや連絡が上司からこまめに来ていたのに、退職を伝えた途端に無視されるようになった、冷たくなった。

など、仕事上の関係でしかない人とはこのようなものです。

引き継ぎなどがうまくいかずに迷惑をかけてしまうことにはなりますが、休職をしている時点でもう誰かが引き継いでいるのは間違いありませんよね。

どうにかならないことなどこの世にありません。
なんとか、どうにかなるようになるのです。

病気をしてまで会社のことや他人ばかりを気遣うのはもう辞めて、自分のことだけを一度考えてみて下さい。

きっと、休職するまでに追い込んであなたの体調やストレス状態を悪くしたのは会社ですよね。

けじめをつけたい!という理由で挨拶に向かわれる方は多いですが、挨拶に行けなかったからといってあなたの人間性が否定されるわけではありません。

それよりも転職先では新たな気持ちで、頑張ろうという意気込みの方が大切です。

休職中に退職をした時。その後転職する流れ

まずは休職中に退職を決意したら、直属の上司に相談をします。
復職が困難だと判断されたら退職を受け入れてくれるはずです。

そしたら人事の人に退職届や必要な書類を送ってもらいましょう。
取りに来てくれという会社もありますが、ここで取りに行かなくてはいけない義務はありません。

何も言わずにそのまま連絡を無視し続けてしますのも手ではありますが、黒い過去が残ってしまいます。

それでも良いのであれば、そのままフェードアウトをしてしまっても、一ヶ月ほどできちんと退職扱いになりますよ。

転職先にその事実がバレることもほぼありませんし、普通に転職活動をして再就職をすることは可能です。

会社に行きたくない、いけない理由があるから休職をしているわけですよね。

もうそのまま行きたくない、電話もしたくないというのが本音でしょう。

見切りをつけて早くことを済ますには連絡をし挨拶にいくのがいいですが、のんびりしたければ挨拶に行くこともなく退職することは可能なのです。

休職中ですが退職をしたい。自由になりたいと考えている人へ

毎日ストレスの日々にうんざりし、鬱状態になってしまった。
退職を考えたが引き止められ、休職という形に。
しかしこんな時、復帰は正直かなり難しいですよね。

このまま辞めてしまうのはどうなのだろう?と不安に思う方も多いでしょう。

会社には自分の代わりなどいくらでもいます。
会社の人間関係などは、無くなれば無くなったで困ることもとくにありません。

だったら自分にしか出来ないこと。自分が居なくてはいけない現場への転職を考えてみませんか?

失業保険は雇用保険に加入してさえいれば、どんな都合で退職してももらえることがほとんどです。

手当を受け取って新しい人生に向けて、準備をしてみるのもいいのではないでしょうか。

心の病は治っても、同じ会社にいればきっとまた同じことになりかねません。
自分の心身を一番大切に、退職が新たな人生の第一歩になることを祈っています

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