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新入社員が悩みの種、もしかしたら【発達障害】?教育する上司は必見です!

2017.5.12

春は新たに多くの事が変わる時期。会社でも新たなプロジェクトが始まったり、人事異動があったりと忙しい日々の始まりです。そんな中、新入社員の教育に悩みを抱えている人も多いでしょう。

その新入社員がどうもおかしい。

普通の物覚えが悪いレベルではない。

トンチンカンな事を言ったり自分本位な発言ばかりする。

途中で仕事をやめてしまう。

などなど普通とは少し違う、そのやりにくさが尋常ではない場合は発達障害かもしれません。

悩みの新入社員が発達障害かも。まずはよく見極めて!

一口に発達障害と言っても種類も色々あり、その人の程度によっても特徴は様々で、しかも判断が中々つきにくいしとてもデリケートな部分なので本人に告げる前によく観察して本当に発達障害なのかどうかを見極める必要があります。

まずは問題点を書き留めます。その人とのやり取り、会話一語一句、どんな時にどんな問題な行動をとったのかなどと事細かく書いておきます。
最終手段として保護者や医者に相談する事になった時や、実際に発達障害と分かった時の対処法としてもそのメモが役に立つ事になるのです。

又、人によっても感じ方なども違ってきますので、1人の人が教育するのではなく複数の人が交代で関わるのも1つの方法です。

発達障害でない人にその疑いをかけてしまうのは、本人をすごく傷つけてしまいます。だからこそ、慎重に見極める事が大事なのです。

発達障害である新入社員、障害の知識を知る事で悩みが軽減!

まずは直接接する人は、発達障害の知識で最低限の事は知っておく事が必要です。

発達障害と言っても色んな種類があり又その人の程度の違いでも変わってきます。大きく分けて自閉症、ADHD、LDがあります。その新入社員がどれに当てはまるかをよく観察する事が大事です。

予め本人が自分の障害名を認識しているなら、周りの人はその障害について調べる必要があります。

いずれにせよ、試験や面接を受けて入ってきている場合は、本人は何も問題ないと思っているかもしれません。そう思っているからトラブルのです。

発達障害は治る物ではないので、周りの人がその障害に適した態度を取らなければなりません。それにはやはりその障害の最小限の知識を得なければならないのです。

知った上で接するとお互いにとってトラブルが多少なりとも緩和されるのです。

悩みの新入社員、【自閉症】という発達障害の場合の対処はこれ!

まずは自閉症とはどんな物なのかを知る必要があります。2通りあって知的障害を伴う物と知的障害を伴わない高機能自閉症があります。

一般の企業に入社しているのであれば、高機能自閉症である事が多いでしょう。主にアスペルガーと言われる物で、黙っていたら外見だけでは障害だとは分かりづらいです。

特徴として相手の気持ちや感情を読み取る事ができず、会話も一方的だったりします。よってその発言で相手を怒らせたりするので接客や取引先の企業への応対は難しいかもしれません。

決められた事を理解すれば真面目にこなしますが、1度に2つの事はできません。指示も分かりやすく簡潔に伝えます。色々な説明を長く言っても頭に入らず、短く更に紙に書いて見せるとより理解しやすいでしょう。

毎日やり続けていると自分でパターン化してしまう傾向にあり、急な変更に対応できなくなります。そんな時はできるだけ早い段階で変更になる事を教えじっくりと伝える必要があります。スケジュールを分かりやすく見せて、全体の流れを把握させるとスムーズにいく事ができます。

発達障害の新入社員、【ADHD】または【LD】である場合の対処法!

ADHDは注意欠陥・多動性障害と言われてその名の通り、注意力が無い、じっとしていられない、突発的な行動をするなどです。

物忘れが多い時は大事な事だけを本人にメモらせます。

指示は簡潔に1つだけを伝えます。ここは自閉症と似ています。

集中できないので周りがざわざわした環境だと仕事ができません。本人の席を周りから見えないように区切ってあげます。

知的な障害は伴わないので本人がADHDだと自覚している事も多く、その場合は直接本人にどういう事が苦手であるのかを聞いてみるのも良いでしょう。

次にLDは学習障害またはディスレクシアと言われる物で、読みが苦手、書きが苦手、数が苦手などの特徴があり、その他の事では普通の人と何も変わらないので、障害だとは分からない事があります。

特に読みが苦手な人が多く、マニュアルでさえ読む事ができないのでその人独自の物を作ってあげる必要があります。例えば文章の行を目で追うのが困難な人には大きな文字で行を空けて書いてあげ、読む時には定規をあてて読ませたりします。

書きが困難な人はパソコンの入力はできたり、書けるけれど遅いという人は極力少ない文字で大事な言葉だけを書かせたりします。

このようにその人その人での対処法を工夫する事が大切です。

最終手段として発達障害は専門機関に相談する事が必要!

発達障害の人は自分の事を認識しているか、そうでないかという所で周りの対応の仕方も変わってきます。

1番の理想は会社と本人の間に専門機関が入る事、障害者支援センターなどの機関が入っているとスムーズにいきます。

しかし本人自体がまたその保護者でさえ、障害を認めていない場合が中々うまくいくには難しいケースが多いです。

会社と本人の両方の為にもちゃんとした障害名を医療機関に診断してもらう必要がありその後は専門機関に相談する事が大事です。

素人判断ではうまく対応できない場合が多いでしょう。

障害が分かれば、会社側はまずはできる限り支援してあげる必要があります。周りの理解も大事です。

そうした上で更に困難が出てきた時は、会社もボランティアではないのでその都度、専門機関に相談する事が大事です。

自分達だけで判断を下すのは得策とは言えないのです。

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