仕事と趣味の両立は難しい?どちらも充実させるためにはこれ!
週の大半を職場で過ごしていても、自分の好きな趣味の時間だって大切にしたいと思うのは当然のこと。しかしどちらも全力で頑張ろうとするとキャパオーバーになってしまって、結局中途半端になってしまう・・・という悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
どんなことでも両立というのは難しいことです。仕事と家事、家事と育児、育児と仕事、人によってさまざまな両立に悩まされているのです。
とはいっても趣味はあくまで趣味、やはり仕事を優先させるべきなのでは?と考えがちですが、そんな簡単に諦める必要はないのです。
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仕事と趣味が両立できない原因はどこにある?
仕事と趣味を両立させたい、そう思ったらまずは現状を把握することが大切です。なぜ今は両立できていないと思うのか、何が原因で両立できないのかをしっかりと把握するところから始まります。
まず考えられるのが圧倒的な時間の割合の差です。朝から晩まで週に5日間仕事をしているのに対し、趣味に注ぎ込めるのは週に2日程度。仕事は何かしらの予定によって短縮されることはほとんどありませんが、趣味の時間はイレギュラーで無くなってしまうこともあり得ます。
次に金銭面です。仕事にかかる費用は会社が負担するので自分に影響のあることは少ないものの、趣味は当然自腹です。時間があったとしてもお金がなければ趣味に思う存分打ち込むことも難しくなってしまいますよね。
考えれば考えるほど、仕事と趣味を両立させるというハードルが高くなってしまいそうですが、きちんと問題点に向き合わないことには解決策は生まれません。
両立させたいと思ってはいても、仕事と趣味の割合を決めつけてない?
確かに仕事の時間は長いけど、平日の夜や休日は趣味に使える時間がある。お金が余っているわけではないど、趣味に使う分が捻出できないほどではない。
両立が難しいと感じていても、実際には決定的な問題点があるとは言えないかも?そんな人は無意識に仕事と趣味の割合を決めつけてしまっている可能性があります。
ほとんどの人にとって優先すべきは仕事、空いた時間が趣味となっているはずです。当然といえば当然ですが、仕事は生きるためにお金を稼ぐ手段であり、趣味はやってもやらなくても生死には関わりません。
好きな事をやるのはやるべき事をやってからと言いますが、つまり仕事をきちんとこなせるようにならないと、趣味を充実させている場合ではないということです。どちらも両立させようと頑張るのではなく、まず仕事を完璧にしてから趣味に力を入れるとなると何年かかるか分かりません。
新人が休日に旅行三昧だと「遊んでる場合じゃないだろ!」と言う人がいますが、その考えでは両立の正反対の場所にいますよね。
両立させるコツは仕事と趣味をはっきりと分けること!
仕事と趣味を両立させたいと考えるのであれば、しっかりと頭の中で切り替えられるようにならなくてはいけません。仕事中には趣味のことを一切考えない、業務外には仕事のことは一切考えない、しっかりと切り離して考えられるかどうかで両立できるかが決まります。
頭の切り替えがすぐにできる人は恐らく両立に悩むこと自体少ないはずです。切り離して考えられない人ほど、両立ができないと悩んでいます。分かってはいても頭の中で考えるのをやめろと言われたところで、そんな簡単にできるわけでもありませんよね。
まず実践すべきなのは視覚からの情報を遮断することです。たとえば仕事中は趣味に関する写真は見ない、自分の携帯はなるべく触らないなど。反対に休日には社用携帯を見ない、メールは開かないなど。
最初のうちは抵抗があっても、少しずつ続けていくことで確実に頭は切り替えられるようになっていきます。
スケジュール管理を分けてみると、頭も切り替えやすくなる?
またスケジュール管理を仕事と趣味ではっきり分けてしまうこともおすすめです。携帯に入っているスケジュールアプリよりも、未だ紙のスケジュール帳は根強い人気があります。サッと開いて全体の予定を把握しやく、中には簡単な日記を兼ねている人もいます。
そんな風にスケジュール帳をフル活用している人ほど、仕事と趣味で二冊に分けてみると新鮮です。一冊は平日の昼間の予定しか記入されておらず、もう一冊は平日の夜と休日にしか予定がありません。無意識に仕事は詰め込んでも趣味が疎かになりがちなので、趣味用のスケジュール帳の空白の多さで、いかにバランスが悪いかを実感できるはずです。
全体のバランスを知るだけでなく、スケジュール帳を開いたときに両方の予定が目に入らないようにするというメリットもあります。仕事中にスケジュール帳を開いて「先週の今頃は明日のイベントを楽しみに頑張れてたな・・・」なんて思い出すとモチベーションが下がります。
また打ち合わせなどの時に、プライベート感丸出しの予定を見られる心配もありません。
趣味を大切にするための仕事を選ぶのも一つの選択肢
ここ数年で新しい働き方を取り入れる企業が増えています。プライベートを充実させるためにノー残業デーを設けたり、時間をずらして出勤時間が選べるようになったり、出社の日数を減らして遠隔で仕事ができるシステムを導入したりとさまざまです。
何十年も仕事に追われる人生ではなく、仕事以外の時間も大切にしたいと考える人が増えてきた結果といえます。仕事内容には満足しているけど、正直拘束時間に不満がある、休日の少なさが気になるなど、そんな悩みを持つ人たちにぴったりな働き方を年々増加傾向にあります。
仕事を優先するか趣味を優先するか、世間一般的な答えなど気にせずに、自分の人生はそれぞれが好きに生きるべきです。何に重きを置いて生活するかなんて他人に決められることではありません。
サーフィンがしたいから海の近くに住む、山が好きだから自然の多いところに住む、そこでやっていけそうな仕事を探す。そんな風に仕事を基準にしないライフスタイルというのも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。